DHCで働く
「ママさん社員」対談

最初に配属されたのは人事部門で、採用から給与まで幅広く担当しました。一人目の出産時に新設の経理部門へ異動し、産休明けは給与業務に特化して担当しておりました。その後、二人目を出産。2023年の組織改編で人事部門に経理部門が統合されたことにより、今は課長としてこれまでの実務および人事オペレーション全般を担当しています。

私は2014年に入社して人事部門にて採用アシスタントや派遣管理、アルバイト給与計算、新卒社員研修などを担当しました。2022年に産休・育休を取得し、翌年復帰。2024年10月に人事内の組織改編があり、現在は人事管理を中心に担当しています。

M.Fさんはリーダーとしてグループを支えてくださっていますが、人事職の魅力はどんなところだと思われますか？

会社のコアな情報に触れられる機会が多く、従業員や組織の成長に深く関われるのは魅力ですね。臨機応変にミスなく効率よくこなさなければならない業務もあって、気が抜けない緊張感がありますが、やりがいは大きいと思います。それから、採用に関わった従業員がイキイキと働く姿を見ると、感慨深い気持ちになります。

私も同意見です。DHCでは新卒社員研修が数カ月間にわたって行なわれますが、そのとき関わった従業員が活躍している姿を目にすると、胸が熱くなります。

人事職では採用や教育以外に、給与計算などの労務管理も非常に大切な業務です。DHCでは子会社の合併など大きなイベントが年に数回は発生しますし、奥深さを感じますね。

M.Fさんが、仕事で達成感を感じるのはどんなときですか？

多少困難があっても期限内に業務を遂行できたときや、効率化を図れたときには達成感を覚えますね。メンバーがどんどん成長して、部署がブラッシュアップされていくのを実感すると嬉しいです。

新しい部署では、未知の知識や経験が増えるので毎日ワクワクしています。成長機会が多い環境に身を置けるのは、幸運だと思っています。

私もA.Oさんも育休が明けてフルタイムで職場復帰しましたが、当時のDHCは定時が17時（※現在はフレックスタイム制）で残業が少ないので、仕事を続けやすかったです。子どもが熱を出したときなどは、早退したりお休みを取ったりすることもできましたし。

そうですね。周囲の理解と気遣いに助けられているなと感じます。

私は産休・育休を2007～2009年ころに取得しましたが、当時世間はまだ「出産後は仕事を辞める」という風潮でした。そのようななかでもDHCは、両立しやすい環境だったと感じています。もちろん家族や周りのサポートもあったので続けてこられました。

私も夫と協力して子育てにあたれているので、無理なく両立できています。在宅勤務やフレックスタイム制も導入されましたし、今後はもっとライフスタイルに合わせた働き方ができそうですね。
新米ママとしての質問ですが、M.Fさんは仕事と家庭を両立させるために心がけていることはありますか？

家庭には仕事を一切持ち込まず、頭を切り替えています。といっても、就業時間以外に仕事のことで考え込むことはなく、帰宅したら家のことで忙しいので自然と切り替わっていますね。

私も家ではドタバタしていることが多いので、仕事のことは頭から抜けています。M.Fさんは疲れを感じたとき、どのような方法でリフレッシュされていますか？

体を動かすことが好きなので、ゴルフや宅トレ、ランニング、冬はスキーなどで発散していますね。A.Oさんは？

最近はハーブ浴にはまっていますね。あとは、子どもと近所の公園に出かけたときに、自然に触れて癒やされています。

M.Fさんはこれまで、仕事と家庭を両立していて大変だと思ったことはありましたか？

子どもたちが小さいころは、突然の体調不良や、通園前後やお迎え時のグズり、イベント時の仕事調整など、大変なことは数え切れないほどありましたね。今は中学生と高校生なので落ち着いていますが。A.Oさんはどうですか？

ちょうど子どもがイヤイヤ期なので、何事もスムーズに進まないのが悩みですね。

イヤイヤ期は苦戦しますよね。私は子どものおもちゃで楽しそうに遊んで興味を引くなど、何かに気をそらすことで乗り切っていましたよ。

私は家事があまり得意ではないのですが、家事の時短術などはありますか？

時短は家電に頼るのが得策ですよ。我が家では食洗機も洗濯機も大型を選び、子どもたちに必要なものは通勤時にネットスーパーやECモールなどで注文しています。子どもの洋服などは多めに買っておく、自分のコーデは迷わず一色コーデにするなども、時短につながるコツです。

私は前日に次の日の準備を整えて忘れ物を防ぐくらいしかできていませんが、M.Fさんの時短術を取り入れてみようと思います。

時間の使い方は、仕事と家庭を両立していると自ずと上手になっていきますよ。複数のことを並行して進めるために、常に頭をフル回転させてきたので、マルチタスク力が磨かれたように思います。

仕事にも活かされるスキルですね。

第二創業期を迎え人事部門としては課題が山積みですが、グループ一丸となって変革期を楽しんで乗り切りたいと思っています。まずは従業員に働きやすいと思われる環境を整えてウェルビーイングを実現し、「DHC＝働きやすい会社」としての認知を世間に広めたいです。その結果として、経営にもよい影響がもたらされることを期待しています。

人事部門なので手堅くミスせず日々の業務を行っていくのは大前提として、個人的には、現状に満足せず常に新しいことに挑戦できる人でありたいと考えています。社歴10年で考えが固定化されている部分もあるので、新しいプロジェクトや情報収集などにも積極的に携わりたいと思います。また人事部門の一員として、従業員の満足度向上につながる提案もしていきたいですが、まずは新しい業務に関する知見を身につけて、自信をつけたいと思っています。

従業員の皆さんが、もっと会社や人事部門を頼ってくれるような体制を、創り上げていきたいですね。