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トークメンバー
商品企画
事業・販売系
/商品企画部門
2020年 新卒入社
M.Y
研究開発
研究開発・生産・
品質管理系/研究開発部門
2020年 新卒入社
M.T
Theme.01
入社からこれまでの経歴を教えてください。
入社1年目は人事部門で新卒採用を担当、2年目は物流部門で物流改革プロジェクトに携わりました。現在は、商品企画部門で、化粧品の商品開発を担当しています。2023年に異動したので、今年で2年目になります。
私は研究職として入社しました。研究開発部門に配属されて以来ずっと同じ部門で、化粧品、中でもスキンケア商品の開発に携わっています。社内外様々な方と関わりながら業務を進めています。
M.Tさんは今、開発案件を何件くらい抱えていますか?
新規開発案件を3件ほどと、3商品のリニューアルを担当しています。M.Yさんはいかがですか?
開発中の新商品が2つと、リニューアル・改良商品を3つくらい抱えていますね。研究部門の皆さんに、本当に助けられています。
私たちからすると、商品企画部門の皆さんは道しるべのような存在ですよ。開発コンセプトによって動く方向性が決まるので。目的や狙いも明確でないとお客様ニーズに応えられないと思うので、企画するうえで市場調査やデータ分析は大切ですね。
そうですね、多種多様なデータを分析して企画立案しています。ただやっぱり数字だけではいい商品は作れないので、関係する部門の皆さんのご協力に感謝しています。M.Tさんの研究開発部門は、成分の最適な組み合わせ方など深い知識を持っていますよね。わたしたちにとっては本当にありがたく、なくてはならない存在だといつも思っています。
ありがとうございます。話は変わりますが、DHCでは多様な化粧品がありますよね。M.Yさんのおすすめの化粧品はありますか?
今年発売した炭酸洗顔料「DHCブラックホイップウォッシュ」と、定番の「DHCオリーブバージンオイル」です。前者は毛穴ケアに特化した洗顔料で、さっぱりしたい季節にぴったりだと思います。後者は、季節の変わり目や乾燥の季節に最適で、顔だけでなく、水となじませて肘や膝などに使うのもいいですよ。M.Tさんのおすすめは?
私がずっと愛用しているのは、王道の「DHC薬用リップクリーム」です。使い始めてから乾燥が気にならなくなったので、いつも持ち歩いていますよ。業務で着用する白衣のポケットにも必ず入っています。
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【研究開発部門M.Tさんへの質問】
研究開発について教えてください。
M.Tさんは、大学や大学院でどんなことを学んでいたのですか?
学生時代は医学や生化学に関することを学び、iPS細胞を使った実験など、基礎研究に取り組んでいました。
大学・大学院の研究と企業の研究の違いはどんなところにありますか?
大きな違いは、コストとスケジュールへの意識です。学生時代は基礎研究で、現在は商品開発に携わっているので、基礎研究と商品開発による違いでもありますが、おおむねこの2つが違いだと感じています。
具体的な違いは?
大学・大学院では、私が在学中に完結できる研究テーマではなく、実用化にはまだ時間がかかる内容だったので、細かいスケジュールを意識することがありませんでした。また、学生ということもあり、コストについてもほぼ考えることはありませんでした。一方、企業の商品開発ではビジネスですしお客様に使っていただく商品を作る立場であるので、品質だけでなくコストを考えて検討したり、発売時期に間に合うようにスケジュールを意識しながら開発に取り組んでいます。
たしかに、商品開発ではコストやスケジュール感覚は必要ですね。研究部門の方には限られた予算・スケジュールのなかで試行錯誤してもらっています。
はい。コストを意識しながら最良の原料を選定したり、配合を決めたりしていますね。
商品の開発は、何人くらいのチームで進めていますか?
基本的に1商品につき1人が担当しています。もちろん、同じ研究グループのメンバーがサポートすることもあります。
商品の開発以外に、どんな仕事がありますか?
将来の商品づくりに活かせるような新しい技術、新しい原料の開発など、チームごとにテーマを持って研究に励んでいます。ひとつのテーマにもアプローチ方法はいろいろあるので、並行して複数の研究を進めていますね。
幅広く研究しているのですね。苦戦したり失敗したりすることもあるかと思いますが、どのようにモチベーションを保って仕事に取り組んでいますか?
商品が世に出てお客様が喜んで使ってくださっている様子を思い浮かべて、「乗り越えて、良い商品を作るぞ!」という気持ちでがんばっています。
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【商品企画部門M.Yさんへの質問】
商品企画について教えてください。
ターゲットやコンセプト、価格、名称、販路などをどのように決めていますか?
市場データや自社データをもとに現状分析して、市場の動向やお客様ニーズ、課題などを探ります。それから戦略を立てて、新商品の方向性やターゲット、価格、名称、訴求ポイントなどを検討します。新商品の開発にあたっては、会長や社長など経営陣の方々や上長に向けてプレゼンを行ない、了承を得てから商品づくりに入ります。
データ分析は戦略策定の肝になりそうですが、自社以外のデータはどのようにして収集しているのですか?
有料・無料の市場レポートを見たり、ソフトやアプリを使って競合や自社の売上動向を把握したり、競合のブランドサイトでラインナップを確認したりしています。気になる他社商品があれば、実際に購入して使ってみることもあります。
調査や分析にどのくらいの期間をかけていますか?
商品の規模や種類によりますが、数カ月くらいかけていますね。その間に、関係各所に相談して知見をもらうこともあります。
商品企画のやりがいや魅力はどんなところでしょうか。
分析結果にピタリとハマる商品企画案を見つけて、それがどんどん形になっていく過程にやりがいや魅力を感じますね。
逆に、難しさを感じるのは?
課題やニーズに適した企画を見つけることですね。商品コンセプトに基づいて関係各所が動くので責任重大です。それから、商品開発の進行中に予測していなかったトラブルが生じてスケジュール通りに進まないこともあり、難しさを感じています。
そんなとき、どんなモチベーションで取り組んでいますか?
私もM.Tさんと同じで、「お客様にいいものをお届けしたい」という気持ちが、いちばんのモチベーションになっていますね。
それと、DHCは健康食品のイメージが強いですが、私たちが魅力ある化粧品を生み出すことで、お客様に手にしていただけるチャンスが広がると思います。DHCのブランド力や売上向上に貢献するために、前向きに取り組んでいます。
Theme.04
今後2人でやってみたいことを教えてください。
まだ同じ商品を担当したことがないので、2人で新商品を開発したいですね。研究開発部門とは企画から発売までの間に何度も打ち合わせするので、同期だとより相談しやすそうだなと思います。
私も同じで、一緒に新商品開発に取り組んでみたいです。私たちは入社5年目で、ギリギリ若手(?)といえる立場かと思うので、それを活かして比較的若い世代向けの商品を作るのもいいですね。
推し(注目)の成分はありますか?
個人的には、美白やシワ改善を期待できるナイアシンアミドと、肌に潤いをもたらすセラミドに注目しています。
ナイアシンアミドで閃きました!20代後半に入ってから肌の乾燥が気になるようになってきたので、早めのエイジングケアをサポートする化粧品があったら、私たちのようなアラサーにも響くかもしれません。
私はスキンケア商品の開発を担当することが多いですが、M.Yさんはメイク商品が多いですよね。スキンケアとメイクを融合させた商品もよさそう。
スキンケア効果も期待できる化粧下地で、日中メイクしながらケアもできる商品なんていいですね。
健康食品も販売しているので、内外美容に着目して、差別化を図るのもいいかもしれません。・・・・・・どんどんアイデアが出てきますね!
2人で担当した商品が発売されたら、かなり思い入れの深い商品になりそうですね!