現在、どのようなお仕事をされていますか?
製造部門で、パウチ充填機のオペレーター業務に従事しています。おもに試供品のクレンジングオイルとローション(化粧水)を担当し、1日平均約8万~10万個を生産しています。試供品はメインの商品ではありませんが、商品を知らない方が最初に手に取り、魅力を知っていただくきっかけとなる大切なものです。その重要な役割を担う業務に携われていることに、誇りとやりがいを感じています。
私はもともと化粧品OEMの会社で約8年間、超音波チューブ充填機のオペレーター業務に携わっていました。自身の経験をより大きな化粧品メーカーで活かしたいと考えていたところ、DHCの求人にめぐり合い、縁あって入社することになりました。
とはいえ、入社後、任されたのは未経験のパウチ充填機。使用する資材も部品も初めてのものばかりで、当初は大きな不安がありました。しかし、上司や先輩方の丁寧でわかりやすい説明や、「何度質問してもいいよ」というやさしい声がけのおかげで、緊張がほぐれ、自分が覚えるべきことや、やるべきことに集中できました。今は、その大きな背中を見せてくれた上司や先輩方に少しでも追いつけるよう、日々レベルアップを目指し前向きに業務に励んでいます。
成長を実感したのはどんなときですか?
入社した当初は、慣れない作業のため、パウチ商品の元となるフィルム交換に時間がかかったり、不良品の量が多かったり、求められるレベルには到底及んでいませんでした。しかし日々の業務のなかで、自ら率先してアドバイスを求めたり、先輩方のやり方を自分なりに工夫して取り入れたりと試行錯誤しているうちに、1日のノルマを達成できるようになっていました。今では苦労していたフィルム交換も早くこなせるようになり、不良品の数も格段に減って成長を実感しています。
また、時間を有効活用できるようになったことも、成長を感じる部分です。基本的に生産業務やオペレーション業務は、一定の時間間隔で進行しています。その流れのなかで、スキマ時間を見つけては資材の数量確認やバルク量の計算を行なうなど、業務の正確性を維持するために、時間の使い方をたびたび見直し、改善してきました。その結果、多少の経験則が培われ、効率的に動けるようになってきたと感じています。
たまにイレギュラーな事態や問題が発生し、困ることもありますが、上司や先輩方に相談すると親身になってアドバイスをいただける環境のため、しっかりと地に足をつけて対応することができています。
今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?
パウチ充填機についての理解を、よりいっそう深めていきたいです。オペレーション業務は、機械が正常に動作していれば順調に進行しますが、突然の機械の不調や部品の故障は避けられないため、その都度対応しなければなりません。
ただし、ごく稀に発生するレアケースのトラブルに関しては、まだまだ知識や技量、経験が不足しているため、上司や先輩方に助けてもらうことが多いです。オペレーション担当として、いかにロスを最小限に抑えながら迅速に復旧できるかが次に求められるレベルだと思うので、多少時間がかかってもあらゆるトラブルに対して、着実に対応できるよう経験を積んでいきたいと思います。いわゆる「オペレーターの腕の見せどころ」で力を発揮できる存在を目指し、努力を重ねていきます。
また、多能工化が進むなか、自身の価値を高めていくためにもあらゆる充填機に触れ、スキルアップを図りたいと考えています。未経験だったパウチ充填機も操作できるようになったので、未知の挑戦にも不安はありません。複数のポジションのスキルを身につけ、生産体制に貢献できるよう、チャレンジしていきたいと思います。
Dairy Schedule
09:00
始業・朝礼
ラジオ体操、社員朝礼で1日の流れ確認、生産業務開始
10:00
生産業務、休憩(1回目)
休憩を挟みながらパウチ充填作業、コンテナ付替え作業
12:00
昼食
休憩スペースでお弁当
13:00
生産業務
パウチ充填、フィルム交換時に耐圧検査を実施
15:00
休憩(2回目)、生産業務
休憩後パウチ充填作業、翌日使用する資材の準備
17:00
終業
私は、基本早番(8時~16時、9時~17時など)ですが、遅番(10時~18時、11時~19時など)の方もいらっしゃいます。