現在、どのようなお仕事をされていますか?
国内卸営業のグループリーダーとして、事業戦略の立案・実行、国内小売店・卸店営業におけるDHCのセールス戦略、およびアカウントプランの立案・実行、流通チャネル拡大、卸先に対するコンサルティングセールスなどを統括しています。私たちの部門では、オフラインによる売上向上と市場シェア拡大を主要ミッションとしており、顧客関係の強化を目指し、努力を重ねています。
私は、リーマンショックのさなかにDHCに入社しました。前職は大手アパレル企業で百貨店営業に従事しており、1階の化粧品フロアがいつも賑わっている様子を目にしていました。人々の美に対する意識の高さから、美容業界はさらに発展していくだろうと確信し、いつしか美容業界への関心が深まっていきました。数ある企業のなかでも、化粧品以外に健康食品も手がけ、年功序列ではなく実力主義を掲げるDHCに魅力を感じ、縁あって入社して今に至ります。
当時予想したとおり、美容領域および健康領域は急成長を続けています。活気に満ちた市場に、私たちの成長のチャンスと新たなビジネスの可能性を感じています。
成長を実感したのはどんなときですか?
入社当初は、「営業職だから自分の売上さえ追い求めていればいいだろう」という、視野の狭い個人主義の考え方を持っていました。キャリアを重ねて経験値が増えるにつれ、「美容・健康産業に関わるものとしてどう貢献できるか」「チームが連携していかに大きな成果を収めるか」と、大きな視野で捉えられるようになりました。そして16年経った今では、自身の成長よりも、メンバーの成長が大きな喜びとなっています。
組織の持続的成長のためには、組織パフォーマンスを最大化し続けることが重要です。とくにブランドビジネスにおいては、無形資産であるブランドと従業員の価値向上が肝要であり、DHCがさらなる飛躍を実現するには従業員の成長が欠かせません。
私がリーダーとして担うべき役割は、メンバーに気づきを与え、能力を解放し、成長機会を提供することだと考えています。これまで関わったメンバーの中には、新卒や中途入社で会社の売上を支えるトップ営業パーソンとして活躍する部下や、正社員、派遣社員などの立場を問わず、共にハードワークをして売上を伸ばし、卒業後に経営者として活躍されている方もいます。これからのDHCを担うメンバーの成長を促すために、今後も全力を注いでいきたいと思います。
今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?
社内外のステークホルダーと共創し、当部門を起点として、“Wow!”と世の中に驚きを与えられるような商品やサービスをローンチしたいと考えています。
国内卸営業部門では、現在既存商品の販路拡大を担っていますが、今後は商品開発にも積極的に関わり、市場でのプレゼンスを高め、ウェルビーイングや健康寿命の延伸といった、広義のヘルスケア領域において、世の中にインパクトを与えたいと考えています。そのためにも、徐々に権限移譲をしながら一人ひとりのメンバーの成長を加速させ、意欲的な挑戦をサポートするつもりでいます。
私が仕事をするうえで大切にしてきた心構えは、「オーセンティックリーダーシップ」「レジリエンス」「グロースマインドセット」そして「利他の心」です。これからも4つのマインドセットを信条とし、メンバーにも浸透させて、DHCの成長に貢献したいと思います。
Dairy Schedule
10:00
始業(フレックス活用)
通勤時間に新聞・ニュースチェック、出社後メール確認
11:00
会議
メンバーと会議、報連相を受ける
12:00
昼食
社内または外出先でランチ、余裕があれば読書
13:00
取引先と商談
小売店・卸店幹部様と商談(週に2-3日出張)
15:00
取引先と打ち合わせ
小売店・卸店幹部様と商品について打ち合わせ(週に2-3日出張)
18:00
終業
関係各所への報連相を終え帰宅