現在、どのようなお仕事をされていますか?

生産管理部門で、化粧品の在庫管理や、仕入先・委託先の選定および管理を担当しています。当社の強みのひとつは、通販、一般流通、越境EC、海外、ホテル(アメニティ)など多様な販売チャネルを持つことで、私たちは全チャネルで取り扱う商品の在庫を一元管理しています。
生産管理部門が担う最大の使命は、安定供給です。商品を安定的に供給し続けるには、当社内の在庫を切らさないことが重要になるため、正確な需要予測と、それに基づく生産計画の最適化に努めています。また、商品製造に必要な資材の調達も、安定供給に欠かせない大切な業務です。適正価格で仕入れるために試行錯誤を重ね、供給が不安定にならないよう全力を尽くしています。
私がDHCに興味を持ったのは、そのルーツが翻訳事業にあると知ったことがきっかけです。大学では外国語学部で語学を勉強していたこともあり、常々自分の語学スキルや海外経験を活かしたいと考えていました。DHCでは化粧品やサプリメントを国内だけでなく海外にも輸出しているため、活躍の場を求めて入社しました。語学が活かされる場面はまだ少ないですが、今後多方面で活かしていきたいと考えています。

成長を実感したのはどんなときですか?

前始末と冷静な判断で危機を乗り切れたときに、成長を実感します。
私は、入社当時の上司がよく口にしていた「前始末」という言葉を、今でも大切にしています。前始末は後始末の対義語にあたるもので、物事を事前に処理し有事に備えることを意味します。「安定供給」ほど「言うは易く行うは難し」と感じるものはなく、個人的に「想定外のことは必ず起こるもの」と考えています。
コロナ禍以降、工場の閉鎖や原料の終売が相次ぎ、商品を安定的に製造するハードルが格段に上がっています。今後も想定外のことが起こらないとは言い切れないでしょう。「不測の事態だから仕方ない」と努力を諦めたのでは、安定供給の責務を果たしているとはいえません。DHCが継続してきた安定供給をこれからも維持するためには、100%の力を投入する気持ちで、労を惜しまず取り組むことが大切です。それがお客様のしあわせにつながると信じています。
もうひとつ、冷静さを保つことも心がけています。前始末をしていても、不測の事態で供給が滞りそうな危機に直面することもあります。いかに早くリカバリーするかが肝心なので、最短距離で解決する策を講じるために、生じた事象を冷静に捉えることに努めています。

社員インタビュー(M.Z)写真02
社員インタビュー(M.Z)写真03

今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?

これまで以上に購買機能の強化に取り組んでいきたいです。
私たちの部門では、商品製造に必要な原料、資材、設備などの直接材を、国内外のサプライヤーから適正価格で仕入れるミッションも担っています。昨今の円安傾向や物価の上昇は、会社の利益に大きなインパクトを与えているため、関連部門の力を借りながらあの手この手で、より安価な原材料の調達とコスト削減に努めています。
とはいえ、単純にコスト優先の調達をすればいいわけではなく、品質を保つことも考えなければなりません。とくに私が担当する化粧品では、使用感やパッケージの見た目などの感覚的な部分が、購入動機や長く愛用されるリピート動機に大きく関係しています。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を用いて測定する官能評価でスコアを落とすことは避けなければならないため、品質にも最大限に配慮して調達に取り組んでいます。
今後も確かな品質と適正価格を実現し、お客様に継続してご購入いただけるように、努力を続けていきたいです。必要に応じて語学力も活かしながら、会社の利益に貢献したいと思います。

Dairy Schedule

09:00

始業

メールとスケジュールの確認

10:00

アポイント

サプライヤー様と仕入れ価格の商談

12:00

昼食

自席でランチ、休憩

13:00

外出(移動)

取引先の製造工場視察のため外出

15:00

工場視察および商談

工場視察後、供給能力などについて話し合い

17:00

終業

外出先から直帰

Message

求職者へのメッセージ

時代の変化とともに市場は変動します。固定概念を捨てることは容易ではありませんが、私たちもそれに応じて進化を続けなければならないと思います。変化をたのしみ、なにごとも前向きに捉えられる方と一緒に仕事ができたら嬉しいです。皆さまの入社をお待ちしています。